抗酸化作用でお肌も髪も若返り!エイジング対策ならビタミンA

「最近、お肌のハリがなくなってきたような気がする…」

「なんだか髪に艶がないみたい。ボリュームもなくなって、スタイルも決まらないわぁ」

なんてお悩みはありませんか?

お肌の弾力や髪の艶が失われてきた原因は、ズバリ!老化なのです。

「老化」なんて、言葉を聞くだけでも溜息が洩れてしまいますね。

でも、大丈夫!老化となる原因を知れば、アナタの老化を遅らせることはできます!!

老化の原因、それは「カラダの錆び」です。

鉄はお手入れを怠ると、すぐに錆びてしまいますよね。

錆びの原因は酸化。水や酸素に触れると起こる化学反応です。

実は人間の体も同じ。

私達たちは、呼吸で体内に酸素を取り入れています。

もちろん、酸素がなければ生きていくことができないのですが、この酸素を取り入れることによって体内で活性酸素が発生し、細胞を錆びさせてしまうのです。

それなら、生きて呼吸をしている限り、老化を防ぐことなんて無理じゃないか…と思われるかも知れませんが、私達の体には抗酸化力という錆び落としの機能も備わっているのです。

ただし、この抗酸化力は、40代を過ぎた頃から急にその力が衰えていきます。

また、たとえ年齢が若くても不規則な生活やストレス、紫外線、喫煙などによって、抗酸化力は弱ってしまうのです。

抗酸化力を高めるためには、抗酸化物質であるビタミンAを積極的に取り入れてあげるのがコツ。

ビタミンAを多く含む食物には、レバー、海苔、モロヘイヤ、にんじん、うなぎ等があります。

日本では土用の丑の日にうなぎを食べる習慣がありますが、これは紫外線を多く浴びる季節に、ビタミンA豊富なうなぎを食べることで、衰えがちになった抗酸化力が活性化され、疲労回復に繋がるというわけ。

実に理に適った食習慣ですね。

また、うなぎは、良質なコラーゲンもたっぷり含まれているので、優秀な美容食でもあるのです。

それから、モロヘイヤはクレオパトラも好んで食べていたと言われる野菜。

その栄養価の高さは古くから知られており、古代エジプトでは、モロヘイヤは不老不死の食物とされ、病気の治療や美容のために日常的に食べられていたそうです。

クレオパトラは、モロヘイヤをスープにして食べていたそうですよ。

ビタミンの多くは水溶性で水に溶けやすい性質なのですが、ビタミンAは脂溶性なので水に溶けにくく、熱にも強い性質なので加熱調理にも適しています。

熱を加えることによってカサが減り、たくさんの量を摂取できますし、消化吸収も高まるので、温かいスープなら最大限の栄養を摂ることができますね。

さすが元祖アンチエイジングの女王クレオパトラ、効果的な食べ方も心得ていたようです。

ただし、いくら美容に良いといっても、ビタミンAの摂り過ぎには注意が必要です。

脂溶性のビタミンAは体外に排出されず、体内に蓄積されるので、過剰摂取は頭痛や吐き気、めまい、筋肉痛などの症状を引き起こします。

通常の食生活で積極的に取り入れる程度なら問題はないのですが、妊婦さんの場合、過剰摂取は胎児の奇形発生率が高まるというデータもありますので、現在妊娠中の方は、くれぐれもご注意を。

【ビタミンAを多く含む食材】

レバー、焼き海苔、モロヘイヤ